アビヤンガやシローダーラなどアーユルヴェーダのための油の解説

TAILA タイラ

渡 邉   敏 子



 タイラというのは「油」という意味と「ごま油」という意味があります。
 タイラをつくるときベースになるものが、いくつかありますが、その中でもよく使
 われているものは ごま油です。
 治療に使う薬用油は油と薬草が必要で、そのときの油はベースといいます。
 薬用(化された)油は薬草にある油に溶ける成分がはいった薬です。だから薬を溶
 かしてある油なのです。
 タイラというのは油性(スネーハSNEH),それもマハースネーハ(MAHA SNEH大事 
  な油性)のひとつです。


    …マハースネーハについて…   マハースネーハというのは4つあります。 ■ GRITA グリタ,ギー(GEE),精製バター Clarified butter       ex.やけどの時、皮膚炎のとてもひどくて燃えるようなとき、      薬の粉をギーでまぜて塗るときもある。 ■ TAILA  タイラ ごま油 白ゴマを生のまましぼる。 ■ VASA   ヴァサー リンパ ■ MAJJA   マッジャー 骨髄        ex.慢性病 牛、山羊の骨の中にある骨髄をとりだして使う。         外用も内服もある。
タイラの材料 ■ 油(薬用油のもとになる油、BASE)は、ごま油です。   スリランカではココナツCOCONUTの油を使います。まれに、カスターCASTER      (エーランダの種からとった油)を使います。   ※ スリランカではごま油で作った薬用油もココナツをベースに使った薬用油  も「○×タイラ」と呼びますが、インドではごま油のものを「○○タイラ 」  ココナツ油のものを「××ケーラム KERAM」と呼んで区別します。  (インドではココナツはケーララ州でしかとれない。) ■  薬(薬草)    薬用油の種類によって異なります。入れる薬はそのレシピによって異なります。   1つか2つの薬草を入れる場合もあれば,20,30入れる場合もあります。   ■ しぼり汁    入れる薬草の生のものを潰してしぼってその汁をとり出す方法があります。   (とくに葉.)その汁のことを SWARASA ソワラサといいます。  (fresh juice) ■ 煎じ汁   薬草の量をはかってナベに入れ、決まった量の水を入れて決まった量にな     るまで煎じます。そして薬草を除いて煎じ汁だけを使います。この煎じ汁     のことを KWATA クワータといいます。            (同意語 KASHAYA カシャーヤ、Eng Decoction )     ■ 粉末    乾燥した薬草を粉にして入れるときもあります。その粉のことをCHURNA   チュールナ(Eng Powder)といいます。    薬用油をつくるときSWARASAとかKWATAを入れた後CHURNAを必ず入れます。 薬用法をつくるとき CHURNA を入れることを KALKA カルカといいます。 例えば下記のレシピには、   NIMBA SWARASA    ニームのしぼり汁   MADHUKA KWATA      甘草の煎じ汁   SESAMI OIL        ごま油  ・KALKA   CINNAMON    シナモンの粉   GINGER         ジンジャーの粉   CLOVE        クローヴの粉   PEPPER       ペッパーの粉              の決まった量を用意します。 また薬用油を見せてもらったら 「この油のSWARASAは何ですか?KWATAは何ですか?KALKAは何ですか?」    というふうに聞きます。 ■ 水 (Water) 煎じ薬をつくるときの一般的な理論  薬:水      ------------------------------------------------   1:4 これを入れて1/4まで煎じる。      ------------------------------------------------- (薬1リッターと水4リッターを入れたら、1リッターまで煮つめる。)  ○もう少し固い薬(根っこなど)だったら…   薬1:水8 → 1/8 まで煎じる。  ○もっと固い薬(固い根っこなど)だったら…   薬1:水16 → 1/16 まで煎じる。 トップにもどる
タイラの作り方    しぼり汁や煎じ汁などの Liquid(液体)は、 DRAVA  = 16     DRAVA(ドラヴァ)といいます。 あぶら = 4    例えばニームのタイラをつくります。ニームの葉を潰して KALKA = 1    しぼって16リッターを用意しました。   それを大きいナベにいれました。そこにごま油4リットルを入れました。 そして1kgのニームの粉を入れました。よくまぜてゆでます。 水分が全部飛んでしまうまでゆでます。  水分がなくなったのがわかる方法は、底にあるKALKAを見たり、ろうそ     くのしんをつけて火をつけもえる音を聞いたりします。   上手な人は、手をナベに入れてカルカをひきあげて見る人もいます。  出来上がったらカルカをしぼって油だけとり出します。  [シャーランガダハラ・サンヒター(ラグ・トラヤの2番目)は、こうい     うのが得意です。 (1-P8)]                  水分がすべて出ていって、できあがった状態をPAKAパーカといいます。     タイラのパーカは4つあります。
 ■MRUDU PAKA PANA/NASYA/ABHYANGA に使えますが、その中でも PANA と           NASYA によく使います。 〈なめらか、ソフト〉  ■MADYA PAKA PANA/NASYA/ABHYANGA に使いますが、主に NASYA によく    =SAMA PAKA 使います。       〈ふつう、Midiam〉  ■KHARA PAKA ABHYANGA だけに使います。ABHYANGA には KHARA PAKA     のものが、一番よいと言われています。〈つよい Strong〉          ■DHAGDA PAKA 薬に使わない。 〈こげた、Roustid〉 トップにもどる
タイラの使い方   PANA (パーナ)内服・飲む  NASYA (ナシヤ)鼻に入れる  ABHYANGA (アビヤンガ)外用・塗る 《SHIRSHA ABHYANGA (シールシャ アビヤンガ)頭に塗る(特に髪の毛)》 《 SHARIRHA ABHYANGA (シャリーラ アビヤンガ)身体に塗る》  VASTI (ヴァスティ)浣腸 ANU TAILA アヌ・タイラ  Base は ごま油.Nasya に使う  効果は視力回復・鼻づまり・くしゃみ・頭痛   スリランカでの患者さんの50%はPINUS(アレルギー性鼻炎)でそれを放って おくとぜんそくになる。現代医学は抗ヒスタミン剤で症状だけをなくして病気は 治さない。AyurvedaではPITTAとKAPAをおさえ免疫を高める。 AMBADI TAILA アンバーディ タイラ Base は ココナツ油.やけどをしたときに使う。 にわとりの羽根をつかって患部にやさしく塗る。 AMUKKU TAILA アモク タイラ Base は ギー(グリタ)とココナツ油とゴマ油 効果は子供のおなかの虫 PANA(内服)するが、おなかにABHYANGA(塗る)でもいい。 ARKA TAILA アルカ タイラ  Base は からし油.少しひりひりする  耳の病気に使う.耳の中の炎症.耳の中に入れる。 ARSHAS TAILA アルシャス タイラ Base は ごま油.肛門 PAILS OF FEMORDITS に使う。 VASTI (浣腸) 肛門のまわりを ABHYANGA (塗る)― 小さくなる。 PANA (内服)― 便通がよくなる。 ASHWAGANDA TAILA アッシュワガンダ タイラ  アッシュワガンダという薬草が主に(たくさん)入っています。それはスリラン  カでアムックラ AMUKKARA といいます。科学名は Withania Somnifera です。  Base は ごま油.ABHYANGA によく使われる。PANA もできる。  レシピは3種類ありますが、効果は3つとも同じです。  滋養強壮(身体を強くしながら太らせるためのもの.VATA 体質の人で病気で や  せたような人によい.)  ラサーヤナ(活性酸素をおさえる)ヴァージーカラナ(性を高める)慢性病 .マ  ヒ などによい。 IRIMEDADI TAILA イリメーダーディ タイラ  Base は ごま油.イリメーダという薬草がはいっています。  歯茎・歯肉・GUM の病気、予防に使います。油でマッサージします。 USHIRADI TAILA ウーシーラーディ タイラ  Base は ごま油.レシピが2つあります。  ひとつは膀胱炎に効果があります。PANAにもABHYANGAにも使います。  もうひとつは髪の毛が白くなったり、抜けたりするのに効果があります。  その他燃えるように熱くてかゆくなる皮膚の病気 burning senseition じん ま しんではない、ブツブツにならないようなもの、にも使える。日やけの時 に使っ てもいい。 KARPASADI TAILA カーラパーサーディ タイラ  ココナツ油.ごま油.エーランダ油.豚の油.ギー.ミルクが入る。  マヒ/坐骨神経痛/しびれ…VATA の病気の人に使う。ABHYANGA KASISADI TAILA カーシーサーディ タイラ  Base は ごま油  効果のするどい(テークシナ・シャープ)植物が入っています。  (ある意味では毒ともいえるようなものが入っています。腐って落ちる。)  鉱物も入っています。肛門の ABHYANGA に使います。 KUNKUMADI TAILA クンクマーディ タイラ  Base は ごま油.クンクマというのが、とても高価.ABHYANGA に使う。  皮膚の病気(かゆいものやアトピーは別で)色がかわるような病気。  皮膚の輝き(顔にもよい。) KUMARI TAILA クマーリ タイラ  Base は ごま油.使い方 NASYA.SHIRSHA ABHYANGA   眠れないとき、精神病(ウンマーダ)、物忘れ、ラクタピッタ(血液とピッ タの  関係した病気)に効く。 ※ 精神病はラクタピッタが原因の病気.血が汚れている。クマーリ=アロエ    頭のマッサージにいい(とくに、ねむれない人) KOLASELESHMA TAILA コーラセレシュマー タイラ  Base は エーランダタイラ と ごま油  使い方 Nasya,PANA,ABHYANGA   子供のけいれん、へんとう腺、ぜんそく   Nasya=飲ませることが多い、特にぜんそく、けいれんの時は塗る。おさま     ってから飲ませる。 トップにもどる GARUDA RAJA TAILA ガルダ ラージャ タイラ  Base は MADHUKA TAILA マドゥーカ タイラ  シンハラ語で MII TAILA ミー タイラ という油。  使い方は PANA,ABHYANGA (目のまわりにぬるアンジャナもよい)  炎症をおさえる(抗炎症)  蛇の毒にも使います。(=かなり強い薬)       植物だけでなく鉱物(亜鉛 Zinc など)も入れる。 GUGGULADI TAILA グッグラーディ タイラ  Base は エーランダ タイラ   |ひまし油        960ml                  |ライムのしぼり汁 3.84l                  |酢(ココナツのがよい) 3.84l                  |グッグル(没薬) 480g 使い方は ABHYANGA(とくにマッサージ)関節痛・筋肉痛・疲れ・やせ薬。 GDUCHADI TAILA グドュチャーディ タイラ  グドュチ 00GUDUCHI=tinospora cordifolia という生薬を使う。  Base は ごま油  使い方は ABHYANGA だけ(マッサージにも使う)  ヴァータラクタ(VATA と血液が悪くなったときの皮膚の病気) CHANDRAKANTI TAILA チャンドラカーンティ タイラ  Base は ごま油・ギー・エーランダタイラ  使い方 は 目の中に入れる、まぶたの上に湿布する。       …目の病気(視力低下・白内障 etc.) 頭にぬる、頭痛。 JATYADI TAILA ジャトヤーディ タイラ  Base は ごま油  使い方 は 口の中にABHYANGA・口の病気(口内炎) DASHAPAKA BALA TAILA ダシャパーカ バラ タイラ   (バラという生薬とミルクとゴマ油でつくるシーラ バラ タイラ、一般的に マ   ッサージに使うのですが、それを10回つくったものという意味。)  Base は ごま油    使い方 は ABHYANGA,PANA    主にVATA の病気、神経痛、関節痛   (副作用はないが高価である。) DIVYANGANADI TAILA ディヴィヤンガナーディ タイラ  ディヴィヤンガナーというのはインドの神様  Base は MADUKA TAILA (マドゥーカ タイラ)ココナツ油.エーランダ油  使い方 は PANA,NASYA,ABHYANGA (マッサージにもよい)  関節痛、腰痛、頭痛(Nasya,ABHYANGA)蛇毒、精神病 NARAYANA TAILA ナーラーヤナ タイラ  ナーラーヤナ神=ヴィシュヌ=クリシュナ  油の中では一番よく使われる。マヒとかVATAの病気に使う。  スリランカでは一般の人でも誰でもよく知っているもの。  Base は ごま油  使い方は NASYA,PANA,ABHYANGA,VASTI VATAの病気、マヒ、小児マヒ、MAMSA KSHAYA マーンサシャヤ(節萎縮症) 腰痛、坐骨神経痛 NIMBADI TAILA ニンバーディ タイラ  Base は ごま油 使い方 は NASYA,SHILSHA ABHYANGA 鼻のアレルギー NIRGUNDYADI TAILA ニルグンディヤーディ タイラ  Base は ごま油 使い方 は NASYA,SHILSHA ABHYANGA VATA と KAPA の病気 (特に VATA と KAPA の頭の病気―鼻炎、頭が痛い) NILYADI TAILA ニィルヤーディ タイラ(スリランカ産)  Base は ココナツ油  使い方 は PANA,NASYA,ABHYANGA(身体のどこでもOK),VASTI めまい、皮膚病、痔、髪の毛にもいい。 PASAKURU TAILA パサクル タイラ(菩提樹の木の皮も入る)  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA  骨折、脱臼 PINDA TAILA ピンダ タイラ  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA マッサージにもよい)  ヴァータラクタの症状でよく使われていて効果もある。  PITTA にもよい。 BATU TAILA バトゥ タイラ(スリランカ産)  Base は ココナツ油  使い方 は 胸にABHYANGA  カパの病気(とくに子供のせき)大人のせきでもいい。  ぜんそく、肺炎、気管支炎など呼吸器 BALAKORANDA TAILA バラコーランダ タイラ  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA,PANA,VASTI  いろんな VATA の病気に使います。〔例えばあっちこっち痛いとき、骨、肝 臓、  お腹にボールがあるみたい(腹部膨満感)、下腹部の病気(膀胱炎)  しびれ、不妊症〕 BRINGARAJA TAILA ブルンガラージャ タイラ  Base は ごま油、ギー  使い方 は SHILSHA ABHYANGA によく使う。       NASYA, ABHYANGA  目がはっきりする、髪の毛が黒くなる、長くなる。  肝臓によいブルンガラージャという薬草がたくさん入っている。 MANJISHTADI TAILA マッジッシャターディ タイラ  Base は ごま油  使い方 は MU VA ABHYANGA(顔にぬる)  顔によい、顔の皮膚がきれいになる。(にきびなど) MAHA MASHA TAILA マハーマーシャ タイラ  Base は ごま油、ヤギの肉  使い方 は PANA.ABHYANGA.NASYA 身体を強くする、VATAの病気(マヒ、座骨神経痛) RATA TAILA ラタ タイラ(スリランカ産)  Base は ごま油、ココナツの葉のしぼり汁がはいる。  使い方 は ABHYANGA  子供のしっしん。 RATULUNU TELA ラトゥルーヌ テラ(PALANDU=サンスクリット語)      ラトゥルーヌは 玉葱(レッドオニオン)小さいニンニク状      テラ はタイラの意味(スリランカ産のこと)  Base は ごま油〔ごま油とパランドゥとカレカ9つ(生姜.胡しょう.ピッパ       リー.クミン.クローヴなど)〕  鼻炎にいい、鼻炎によく使う。 LASUNAIRANDA TAILA ラシュナイランダ タイラ  いちばんたくさん入っているのは にんにくとエーランダの根。  Base は エーランダ タイラ  使い方 は PANA.ABHYANGA.VASTI  便通をよくする、痔、腹痛(腹部膨満感) VATA TAILA ヴァータ タイラ(スリランカ産)  Base は ごま油.ニーム油.マドゥーカ油.エーランダ油.キングココナツ油  使い方 は ABHYANGA  痛い、筋肉がかたい VATA VIDURANGA TAILA ヴァータ ヴィドゥランガ タイラ Base は ごま油 使い方 は ABHYANGA.PANA VATAの病気に使えるし、けが(うちみ.打撲傷)をしたときに使える。 お産の遅くなって痛いとき(難産)に使う。 VISHA HARANADI TAILA ヴィシャハラナーディ タイラ(スリランカ産)  Base は キングココナツ油  使い方 は ABHYANGA  蛇毒、虫の毒(蚊に咬まれたときも) トップにもどる VISHARPAHARA TAILA ヴィシャルパハラ タイラ  Base は ごま油、これには鉱物を使います、(→強い作用)  使い方 は ABHYANGAだけ。(口に入れたらよくない)  皮膚の病気(かゆい etc.)など。 VRDHAT SAINDAWADI TAILA ヴルハット サインダワーディ タイラ Base は エーランダ タイラ 使い方 は PANA.ABHYANGA.VASTI リウマチ.関節のまがる病気(進行をとめる、早ければ治るときもある) リウマチは Ayurveda では アーマヴァータ(体の中の毒) SWASA VAJRA TAILA シュワーサ ヴァジラ タイラ  Base は ごま油とエーランダ油  使い方 は PANA   ぜんそく SHAD BINDU TAILA シャド ビンドゥ タイラ  6つの しずく → 6滴ずつ数えて鼻に入れる。  Base は ごま油  使い方 は NASYA だけ  頭の病気 SARUVAVISHADI TAILA サルヴァヴィシャーディ タイラ  こちらでは よく使う。100人みたら 80人位  Base は ごま油、エーランダ油、マドゥーカ油、ニンバ油、ギー  使い方 は NASYA, PANA, ABHYANGA(マッサージは使わない)  へんとう腺、鼻炎、鼻の中のできもの  皮膚のいろいろな病気、頭痛(NASYA) SIDDHARTA TAILA シッダールタ タイラ  Base は ごま油  使い方 は NASYA PANA, ABHYANGA  マヒとか VATA の病気  VATA の病気の新しい(アーマ)があるときは使わず、古くなってから使う。  心臓が痛いときとかに使う。 HINGUTHRIGUNA TAILA ヒングトリグナ タイラ  Base は エーランダ油  使い方 は ABHYANGA. PANA にもときどき使うことがある。  お腹の痛いとき(腹部膨満感)の病気。  ★スリランカではあまり使われていないが、インドでよくマッサージに使う   タイラ。★ KOTTAMCUKKADI TAILA コッタムチュッカーディ タイラ  チュック=生姜 インド(南インド)ではよくマッサージに使う。  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA(マッサージ)  関節痛、リウマチ CANDANADI TAILA チャンダナーディ タイラ  チャンダナ=白檀 びゃくだん  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA(マッサージ)  スリランカでは病気(ピッタの病気)に使うが、インドではマッサージ(と くに  ピッタの人)によく使う。精神病の人にも使う。 DHANVANTARA TAILA ダンヴァンタラ タイラ  ダンヴァンタラ=聖者、アーユルヴェーダの神様と言う。  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA(マッサージ)  VATA の病気。 BALAGUDCHYADI TAILA バラグドゥチャーディ タイラ  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA(マッサージ)  リウマチ、関節痛によく使う、マッサージによく使う。 SAHACARADI TAILA サハチャラーディ タイラ  Base は ごま油  使い方 は ABHYANGA(マッサージ)  マヒとか VATA の病気によく使う。
タイラの一般的なグナ   RASA ラサ    (味)   甘 GUNA    グナ    (性質)  重(グル)流動性(サラ) VIPAKA   ヴィパーカ (消化後) 甘 VIRYA    ヴィールヤ (効力)  熱(ウーシナ) △ ごま油はだいたいこれと同じ。 △ エーランダ タイラ(ひまし油)  RASA ラサ    (味)   甘 アヌラサ 渋(後味が) GUNA    グナ    (性質)  微細(スークシュマ) VIPAKA   ヴィパーカ (消化後) 甘 VIRYA    ヴィールヤ (効力)  熱(ウーシナ) 効果として 便通がよくなる(下痢)       VATA を沈静させる       ヴァージーカラナ 性 の効果もある。       ラサーヤナ 若返り法 の効果もある。 △ ココナツ油(ナーリー ケーラーディ タイラ)―サンスクリット  RASA ラサ    (味)   甘 GUNA    グナ    (性質)  重(グル) VIPAKA   ヴィパーカ (消化後) 甘 VIRYA   ヴィールヤ (効力)  冷(シータ) 効果として PITTA と VATA を沈静させる。      (VATA と PITTA を同時に沈静させる薬は少ない)       髪の毛を伸ばす。 トップにもどる
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  • スリランカへアーユルヴェーダの短期留学報告・渡辺敏子