

■インド古典舞踊「オリッシィ」
東インド、オリッサ州に発祥する古典舞踊です。一千年前に寺院で盛んに奉納され、今に継承されています。神々のもつ霊力の偉大さを謳い上げることにより、「生きる歓び・感謝」を表現する、美的でダイナミックな「祈りのかたち」です。全身のやわらかい動き、言葉を語るような手の表情、鳴り響く足の鈴は、オリッシィ独特の雅な世界を創出します。寺院彫刻を映す舞踊スタイルは「生きた彫刻」とも形容され、インド国内だけでなく欧米でも、古典舞踊としての地位を確立しています。
<東光寺山・不動堂での予定作品>2時開演
■「吉祥の舞」
祝福の花を献納し、破壊と創造を司るシヴァ神の大いなる力の導きを求める舞踊。猛々しい姿で、超越的な力を備えるシヴァ神を讃えて踊ります。
<本堂での予定作品> 6:30 開演
■「弁財天の舞」
古楽器「琵琶」を奏でる弁財天のうるわしいお姿を讃え、智恵と芸術を司る大女神に祈りと感謝を捧げます。
■「金剛舞」
「金剛」と称する旋律(ラーガ)の基本フレーズを、オリッシィ独特の雅な舞踊様式で、バリエーション豊かに展開していく抽象舞踊。複雑で力強いステップと、大きく空間をとらえるボディ・ムーブメントが見所です。
■「解放」
全身全霊を神に託して舞い踊り、魂の解放・救済をもとめる舞踊。
(予定作品は、都合により変更することがございます。ご了承下さいませ。)
柳田紀美子さんのプロフィール
奈良女子大学文学部卒業。身体表現学を修める。インド、オリッサ州政府科学技術省にて2年の職務につく。滞在中、オリッシィダンスの訓練を極め、伊勢神宮、国立民族学博物館、奈良国立博物館のほか、海外ではインド・アメリカ、ドイツにて公演。
現在、大阪、芦屋などにて舞踊教室主宰。チャンドリカ舞踊団をプロデュース。
奈良女子大学非常勤講師。